外食の値ごろ感解析



*アンケート四季報で調査した値ごろ感について、年代別にいくらくらいを考えているのか、
 始めに最も一般的なグラフでその傾向を見て更に類似関係を明確化するには代表的手法である
 主成分分析で解析した。

 ☆そして総合的にどんなことが見えてくるのか考察した。
 
値ごろ感のある金額 男性:469人、女性:471人 単位:%

≒700円 ≒1000円 ≒1500円 ≒2000円 ≒2500円 ≒3000円
男・20〜29 20.9 34.7 26.0 10.7 1.0 4.1
(未婚) 27.3 32.6 23.5 9.8 0.8 4.5
男・30〜39 16.1 56.5 16.1 4.8 5.6 6.5
男・40〜49 14.3 28.6 21.4 18.6 7.1 5.7
男・50〜59 6.3 33.3 17.5 30.2 4.8 6.3
男・60〜69 4.4 22.1 17.6 29.4 8.8 16.2
女・20〜29 8.9 50.0 26.2 7.9 3.0 2.0
(未婚) 9.3 46.5 27.9 7.8 2.3 3.1
女・30〜39     20.0     38.6     22.9     5.7     5.7     2.9   
女・40〜49 8.6 32.9 34.3 8.6 5.7 8.6
女・50〜59 4.3 30.0 24.3 20.0 7.1 14.3
女・60〜69 4.5 14.9 26.9 26.9 13.4 11.9

  

ChartObject 全体比率 金額別の全体比率を見ると1000円〜1500円が約58%であり、2000円以上と解答した人も30%に達しており      平均額は1,530円である

 1.この表を年代別、性別のグラフ表示をして分析を進めると

ChartObject 外食の値ごろ感

*このグラフから読み取れること
・年代別の特徴が良く読み取れるので他の解析手法は必要無いようにも考えられる
・各年代とも1000円〜1500円を値ごろと考えているが、年代による特徴が見える
即ち50代女性、60代女性は高額を考える比率が高く、男性では60代が次に続く
更に60代男・女性共2000円の比率が高い


 

2.そこで次に主成分分析を行ってその結果と対比して、総合評価をしてみよう。
   主成分分析の固有値と主成分得点は下表の通りだが、主成分得点のグラフは第2主成分までのもの
   を表示した。

  

固有値       

  

主成分得点  

 

第1主成分

第2主成分

第3主成分

≒700円

0.296935

0.702586

-0.48012

≒1000円

0.698659

-0.597417

-0.115187

≒1500円

0.030076

0.229913

0.770304

≒2000円

-0.580021

-0.270017

-0.391209

≒2500円

-0.16938

-0.090152

0.082952

≒3000円

-0.24018

-0.124775

0.054065

個有値

232.788799

57.42425

37.227507

寄与率

0.677373

0.167094

0.108325

累積寄与率

0.677373

0.844467

0.952792

第1主成分 第2主成分 第3主成分
男・20〜29 6.4431 8.8935 -1.2764
(未婚) 7.2609 14.2810 -5.6759
男・30〜39 22.0174 -8.8998 -6.2894
男・40〜49 -5.9165 3.9604 -3.4464
男・50〜59 -11.6084 -8.3645 -7.8474
男・60〜69 -22.5858 -4.3652 -4.3880
女・20〜29 15.3650 -7.7942 4.0245
(未婚) 13.0020 -5.0785 5.5857
女・30〜39 11.1996 6.2947 -1.4004
女・40〜49 1.1240 2.8172 12.6847
女・50〜59 -10.6981 -4.6862 3.3447
女・60〜69 -25.6031 2.9415 4.6843




ChartObject 主成分得点散布図

§主成分分析から言えること
 1.固有値からは第1主成分は1000円くらいを、
   第2主成分は700円くらい、第3主成分は
   1500円くらいを表していると考えられる
 2.主成分得点で見ると年代別の特徴が良く表れている
 (1)30代男女、女性20代が1000円を主導している。
 (2)20代特に男性が700円くらいを支持している
 (3)40代女性は1500円くらいを支持が多い

 




※総合考察

  §グラフと主成分分析とから総合的に判断すると
   *各年代とも男女は同様な傾向を示しているが特徴を抽出すると
   (1)約1000円の価格帯を主導しているのは20女・30代男である
   (2)60代は男女ともに消費行動は活発で高額指向である(1500円〜2000円)
   (3)50代男女は若干2000円寄りの1000円から2000円の間か?
   (4)1500円を主導している年代は40代女性である。
   

 ※グラフでは読み取れなかったが主成分分析により、金額帯を主導している性別・年齢別の特徴が
   見えてくる。
   このことはターゲット年齢層と金額などの関連を検討する際の戦略を提供してくれる。





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